秋深まって。
ていうか、急に深まってませんか??
衣の準備できてなくて、困りました。
ある服をつぎはぎに重ねて、それでいっか、みたいになってます。
薪ストーブ焚いて、丸さんは湯たんぽを足元に置いて作業してます。
里芋プディングの記憶
アジアンスイーツが大好き。
タイ、カンボジア、ベトナム。旅先では、市場の中にある甘味屋台に通うのが日課。
(ああ、旅、したいな。)
豆、芋、雑穀、寒天、フルーツ、薬膳食材、香辛料。
材料がすべて体にいいとか美肌効果謳われるものばっかりだから、ギルトフリー(罪悪感ナッシング)のノーガード(無防備に食べちゃう!)。
ただし、あまーい。
屋台に行かなくても、屋台から売りにやってくる。
メコン川沿いで涼んでいるとスイーツリヤカーがやってくるので、呼び止める。
色とりどりの、リヤカーショーケース。
新鮮なお菓子たち。
タロイモ(里芋)とアヒルの卵で作ったプリンは、バナナの葉に枝で楊枝止めしたケースに入って、濃厚。
そしてやはり濃厚なココナッツのパンチ。
今、ここにいる。メコンの大地に腰かけている〜って、味覚が騒いでる。
現地名はカノム・モーゲン(タイ語)。khanom mor-gaeng。
日本に戻って、ヴィーガンでもつくりたいな、と思って作ったのが、里芋のプディング。
今年最初の、いただきものの里芋で、今年もデザートで味わいました。
里芋とりんごのプディング レシピ
材料(4人分)
里芋 220g(中4個)
メープルシロップ 適宜 (仕上げ用。お好みで)
シナモンスパイスミックス(仕上げ用。お好みで。なないろごはんで販売しています)
A.
ココナッツクリーム(缶) 300ml
豆乳 100ml
米粉 大さじ3
オリゴ糖シロップ 大さじ4
バニラエクストラクト 小さじ1
レモン汁 小さじ1
塩 ひとつまみ
りんご(できれば紅玉) 中3個 皮をむきくし切り
ココナッツ油 小さじ2
塩 ひとつまみ
レモン汁(酸味が足りない場合に使う) 小さじ2
メープルシロップ 大さじ3
つくりかた
りんごのカラメリゼ
マルット(=南部鉄器の鍋。ふた付きの厚手の鍋を選んで)をあたため、ココナッツ油を入れる。
りんごを入れて振り塩をし、ふたをして中弱火から始めて、りんごから汁が出てきたら中強火にして約10分蒸し煮する。
酸味が少なければレモン汁を足して。
水分がなくなったらメープルシロップをからめて、再び汁気を少しとばして火からおろす。
里芋カスタードクリーム
里芋は蒸し器で20分ほどやわらかく蒸して皮をむき、Aとともにフードプロセッサーまたはミキサーにかけてペースト状にする。ザルでうらごししてもOK。
耐熱の器(タミパンのフタ、ココットなどを総動員)に里芋クリームを流し、りんごを並べて200℃のオーブンで10〜15分焼く。
グツグツと煮立って、焼き色がこんがりつけば完成。
(写真ではりんごを入れてから里芋クリームを流し入れてるものも。どちらでもお好みで)
Tips
*焼き上がった後メープルシロップをかけてさらにオーブンにかけて焦がし、シナモンスパイスミックスをたっぷりふりかけていただくのがおすすめ!
*冷めてもおいしい。冷やすと米粉と里芋で生地がしっかり目になります。作り置きをオーブントースターであたためていただくのもおすすめ。
*里芋カスタードクリームにココアを混ぜいれてチョコレート風味にするのもおすすめ!!
*ココナッツが大好きな人は豆乳を全ココナッツクリームにかえて。逆にココナッツ風味が強いのが苦手な人は、豆乳の割合を増やして。
こちらのお鍋を使ってます
マルット。りんごを蒸し煮&カラメリゼするのに。
タミパンのフタ。ちょこっとベイキングに大活躍させています。
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秋の手仕事展10/23〜25 @国立ジャスミンカフェ
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