私が長年利用している生協のパルシステムのウェブサイトで、ドキュメンタリー映画「杜人」を制作した前田せつ子映画監督のインタビュー記事が掲載されたので、シェアしますね!
私の前田せつ子監督との出会いは、、、
東日本大震災が起きる数年前に遡ります。東京都国立市で、友達の店舗を借りて週末食堂を開いていた頃。
編集者として、そして社会活動家として(これは私から見えた印象!)活動的に飛び回っていたせつ子さん。週末食堂に、たびたび来てくださっていました。
せつ子さんの人への、街への、平和への「眼差し」。それから、行動力!!そしてめちゃめちゃお茶目!それはあの頃も今も、ちっとも変わっていなくて。
わたしはどれだけ、彼女の凛としていて底なしに優しさをたたえた眼差しに励まされ続け、実質的に、支えられ生きてこられただろう。
彼女と関わりを持つ人でそう感じている人はとてつもなく多いに違いない。私にとってせつ子さんは、友人として、仲間として、人として、大好きすぎて、リスペクト以外に考えられない人なのです。
映画化への経緯はインタビューに譲るとして。
せつ子さんの揺るぎない眼差しが、3年間の大地の再生の現場への全国各地での取材を経て、映画づくりをゼロから習得し、映像作品になったときは本当に感無量でした。
作品完成前のあるとき、秩父で夏休み合宿をして自然の中に共に過ごし、山里の食事を共にできたことも、最高の思い出です。
あのとき、必ず、最高の作品ができる、と確信しかしてなかった。
インタビュー記事からの引用
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”私は、辰巳(芳子)さんや矢野(智徳)さんが誰に対しても公平で平等に接する姿を見てきて、すごく尊敬しています。
それは人だけでなくて、野菜に対しても、虫に対しても同じ。そういう姿勢で世界に接しようと思ったら、海のいのちに迷惑をかけるようなごみを出したり、洗剤を使ったりできないし、選ぶ食べ物だって変わってくると思います。私たちにできることは、まだまだたくさんあるはずです。”
私の料理研究の活動も、なないろごはんの営みも、大地の再生を祈り、行動しようとする同じ目線上にあります。ずっと。
このベーシックな、大切なことを、自分たちだけが実践するのじゃなく、周りのみんなに伝えて、広がっていくように、わかりやすいように、はたらきかけていかなくちゃならんな、と思います。シャキッ!
地球のために、大地のために、と思うことは、体という生態系に対しても、同じなんです。
私たちは、ひとつの生命体だから。
どんなことをしたらいいの?と思ったら?
まずは、長年自然食に携わってきた私たちが自信をもってご紹介している、なないろごはんチョイスの食品やプロダクトを、チョイスしてみて。
そして、そのバックグラウンドにも興味関心をもってみて。