日々のノート

植物料理研究家YOSHIVEGGIE(ヨシベジ)のブログへようこそ。自然のリズムと同期する生き方。セルフラブから始まる地球平和。ノート術。生きづらさをギフトに変える心理学。食べもの、暮らし、マインドフルネス。

何がエコなのかについて自問自答する

 

着なくなった服やタオルを雑巾に再利用して掃除したり、それをまた洗って使う。

リフューズ・リユース・リサイクル。ちょっとの手間でエコの積み重ね、大事だよねー、なんて考えながら。

でもなぁ、ちょっとの手間が、たくさん積もって、ちょっとしんどいなぁ、とも思う。

 

それでなくとも、土とともにある暮らし。気密性とは無縁の古民家のお店づくり。

結界がないというか、自然との追いかけっこな感がある。自然は容赦なく入ってくる。

 

牛乳パック100%リサイクルのキッチンペーパーさえもなんか、使うのが申し訳ない。

ガス周りが汚れたら、新聞紙や宅配物に入っていた緩衝材の紙でふく。地球に負荷をかけたくないから、という理由で。

 

ふと、想像する。

不都合な真実」を著し、一躍地球環境問題を時の言葉にしたアル・ゴアアメリカ副大統領や、how dareのグレタちゃんが住む家のことを。

 

彼らの家では、どうしているだろうか、と。

 

私の愛する環境活動家ジョアンナメイシーや、意識の目覚めと地球の進化について語るエックハルトトールや、スピリチュアルな教師であるバイロン・ケイティーはどうだろうか?

私と似たりよったりなこと、しているだろうか? 

一度きりの使い捨てグッズを極力使わないように、意識しながら暮らしているのだろうか?

 

うーん、そこまでやってるかなぁ? 

 

石油石炭資源を消費するから、あるいは放射性廃棄物を生み出すから、冷房をちょっと我慢しよう、とかしているだろうか??

 

日本人は、「もったいない」という概念が染み付いている。

 

特に昭和時代を生きてきた世代は。

 

「我慢」という概念もよきこととして染みついている。

 

私のこの、「もったいない」と「我慢」は、どれほど、本当のところエコなのだろうか?

 

こうも考える。

 

私はいろんな料理をしたい。生み出したい。

RAWデザートになるとかなり極端で、ほぼほぼ、はるばる海外からやってきてくれた、フェアトレードでオーガニックのナッツやフルーツやオイルたち。輸送に使われる重油。プラスチックのパッケージ。

 

出来るだけ安心な無添加自然食食材を使いたい。だからいろんなところから取り寄せる。業者一つ二つではすまないから、頻繁に宅配が届く。段ボールやプラスチックや、解体された包装資材の山。

 

これは、どうなのか?エコなのか?エゴなのか?

 

考え出したらきりがないよね、エコおばちゃん!

 

 

そもそも、人間が生きるためには欲望やエゴはついて回る。

欲望を持ち、それを満たそうと動くよう造られてもいる。これは人間がプログラミングしたものじゃない、おそらく。

 

 

で、エコおばちゃんのヨシさんは最近少しばかり、観念したんです。

 

お掃除大変な時は、キッチンペーパーをありがたく使わせてもらおう。

床掃除には雑巾を洗って繰り返し使うというルールを緩めて、使い捨てのクリーナー(成分は選ぶけど)にも活躍してもらおう。

 

やせ我慢は、やめよう。

そう観念してささやかなことを自分に許して、ちょっとラクすることを選択した。

そうしたら劇的に余裕が生まれ出した。時間にも、空間にも。

 

愛しくてたまらない地球との関係性を、見つめ続けることには変わりない。

 

「もったいない」と「やせ我慢」を手放し、自分にラクさせて余裕ができた分、地球に生きるこの命について大局的に見つめられるようになった自分がいる。

小さなエコ活にとらわれ、身動きが取りづらかった分、身軽になった気分。

むしろ清々しさを感じている。なんか、新鮮。

 

これ、エコの断捨離!?

やせ我慢エコを断捨離したら、新たに見えてくるもっと本質的で根本的なエコ活があるかも!

 

あなたはどうですか?

地球を愛するあまり、あなたのエコ活がやせ我慢になってしまっているとしたら、余裕を持って楽しんでできるエコ活をやって、そうしている自分を褒めてあげてほしいな!

私も、そうすることにする!これは新しいエコの実験。

 

地球は、地球のために自分のことをヘトヘトにしないで、と言っている。

自分を愛することをまず大切にして、ワンネスだから、って言ってくれている。

たぶん、そう言っていると思う。

 

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秩父神社鳳凰を見上げながら。龍や鳳凰のように、大局を見据えながら生ききりたいと思った。

 

地球の幸せは、一人一人が自分を幸せにしてあげることから。

その総体が地球を調和の星に進化させる予感がするのです。

やせ我慢エコでサステナブルを実現するのともちょっと違う、大量消費破滅型社会でもない、第3の、本当にサステナブルな道。人にとっても、地球にとっても。

 

そういう視点で暮らしや仕事の場を見回しすようになり。

今再び人生何度目かの断捨離に取りかかって、気持ち新たにワクワク、ウキウキしているヨシさんの春なのでした。

 

すっきり、軽やかな私で、地球の上遊び、生ききるのだ。

楽しみだなぁ!

 

 

 
 
 
 
 
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A post shared by Yoshiko Imazato (@chichibu_nanairo)