この数週間は、タケノコ、タケノコ、タケノコ。
ときどき、フキ。
待ってくれない季節のめぐみを前に、こっちも結構、必死です。
山菜は、ほとんどが採りたて掘りたて新鮮なうちにあく抜きなどの下処理が必要なので、収穫したら最後、やるしかない!
実はわたしたち、ひっそりと飲食業(カフェ)の免許も取っていまして・・・
その記念も兼ねて・・・
急遽、山里の便りセットを作って、国立の食いしん坊メンバーのお宅を一軒一軒訪問しての、出張販売をしてきました。
いえ、押しかけ押し売りではないです 笑
タケノコ対策の思いつき企画だったにもかかわらず、案内をしたところ一瞬で予約が埋まって、よしさんまるさんは大喜び。
久しぶりに山を出て、お一人お一人の元気を確認し久しぶりに直接出会えること、久しぶりに商いをできること、嬉しい気持ち充満しながら帰路につきました。
国立&道中のみんな、ありがとう!!
その中に入れた一品が、筍ご飯の素。
味がついているので熱々ごはんに混ぜるだけ。(一緒に炊いてもきっとよいのでしょうが、このレシピではまだ試してなくて)
筍ご飯の素といえば・・・母が作ってはよく送ってくれたものです。袋に小分けされて冷凍したものは、いつでも使えて重宝するふるさとの味でした。
ここで作ったのは、誰もが食べられるように、植物性(ヴィーガン)仕様です。
今回は、3.5キロのゆでタケノコを調理したそのままのレシピを、備忘録として記しておきたいと思います。
小サイズに作ったバージョンも、アップデートしたいところ。
雨が止んだら掘りに行かなくっちゃ!(秩父のあたりはそろそろシーズン終了)
筍ご飯の素 レシピ
筍ご飯の素 材料
- 筍(アク抜きして食べやすい大きさにカットしたもの) 3500g
- 油揚げ 7枚 5ミリ角にカット
- 切り干し大根(万能つゆの副産物) 乾燥40g 戻して刻む
- 干し椎茸(万能つゆの副産物) 乾燥10g 戻して薄切り
- 酒 200ml
- 水 500ml
- 粗製糖 150ml
- 万能つゆ(別ページ参照) 700ml
- 塩 適宜
つくりかた
- 鍋に酒と水を沸かし、筍を入れてフタをする。
- 再び煮立ったら砂糖、万能つゆの500mlを加えて煮る。時々返しながら、まんべんなく味が煮含まれていくように。
- 残りの万能つゆも加えて煮ていき、汁気を少なくしていく。
- 油揚げ、切り干し大根、干し椎茸を加える。(万能つゆの副産物である切り干し大根と干し椎茸は味がしっかりついているので、後半で加えてOKなのです。副産物がないときは、切り干し大根と干し椎茸の戻し汁ごと、手順1のところで加えてください)
- 味が薄ければ塩を適宜加える(大さじ1ほど加えました)。
- 汁がほぼなくなったら火からおろし、フタをして冷めるまでおいて味をなじませる。
つかいかた
出来上がった筍ご飯の素は、4000g強!小分けして冷凍保存、おすすめ。
1〜1.5合で炊いたご飯に対して、150g(200ml)を混ぜるのが目安。
ご飯を炊くときに、お酒と塩少しを入れて炊くと、混ぜ合わせたときの味なじみがよい。
木の芽、そしてくこの実の赤を効かせていただくのが、私のお気に入りです。
ボナペティ!
そういえば、青山椒、ぬか床に入れると香りがよくなっておすすめだよ、って山暮らし達人のお隣さんが教えてくれました。
さっそくやってみようと思います。