日々のノート

植物料理研究家YOSHIVEGGIE(ヨシベジ)のブログへようこそ。自然のリズムと同期する生き方。セルフラブから始まる地球平和。ノート術。生きづらさをギフトに変える心理学。食べもの、暮らし、マインドフルネス。

芋がらおじさん=芋がらの炒め煮


備蓄料理・免疫UP[芋がらおじさん]芋がらの炒め煮 ひなびた味わいがたまらない簡単乾物料理

 

[芋がらおじさん] 芋がらの炒め煮 ひなびた味わいがたまらない簡単乾物料理

Dried taro stem ”Imogara” or “Zuiki” cooked with soy sauce. Japanese traditional cooking

 

植物料理研究家のヨシです。

ときどき、無性に食べたくなるもの、ってありますよね。

芋がらのひなびた味わい、地味〜なこの一品が、まさにそう。

 

たぶん、動画を撮る前にYoutubeチャンネル「せやろがいおじさん」を観てたせいです。

芋がらおじさん、って名前が口をついたのでこう呼んでますが、つくっているのは「芋がらの炒め煮」です。

 

芋がら。

赤い茎系の里芋(ヤツガシラなど)の茎を皮をむいて干したものです。

ミネラルがたっぷりで、骨を丈夫にしてくれる食材としてとくに産後の女性は積極的に食べ、また、軽くて保存が効くので兵糧(ひょうりょう)としても、昔から大切にされてきたものです。

 

京都北野天満宮で行われる「ずいき祭り」は秋の実りに感謝するお祭り。

わたしも一度は行ってみたいと思っているお祭りです。

 

やわらかいスポンジ状の繊維に、煮汁が含まれるので、お弁当のおかずにもおすすめです。

地味な食材には、滋味があります。

ぜひ、作ってみてください。

 

 

芋がらおじさん(芋がらの炒め煮) レシピ

 

材料(つくりやすい量)

 

干しずいき(芋がら) 50g

人参 1/4本 短冊切り

油揚げ 1枚 人参と同サイズにカット

菜種油 小さじ2

 

A. 

醤油 30ml

みりん 30ml 

酒 30ml

 

つくりかた

 

  1. 鍋にたっぷりの湯を沸かして、芋がらを入れる。十分にふくらんで戻ったら、たっぷりの水にさらす。水気をしぼって、食べやすい長さに切りそろえる。
  2. 鍋に油をあたため、人参を炒める。
  3. 芋がらを加えて軽く炒め、かぶるくらいの水(200mlほど)を加える。煮立って芋がらがやわらかくなったらAの調味料を加えて軽く煮る。
  4. 油揚げを加えて煮含める。汁気がなくなる手前で火を止めてできあがり。ボナペティ!

 

 

*調味料は好みで加減してください。甘さは控えめの仕上がりです。味濃いめの常備菜にするなら@40mlあってよいです。

 

 

◎使用している南部鉄鍋「マルット」のサイトはこちらです。

ヨシベジもレシピを提供していますので、ご覧ください。

https://shop.oigen.jp/?pid=147367676

 

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